ブータンの寺院には「マニ車(まにぐるま)」というものがある。手で一回回すとお経を一度唱えたのと同じ功徳 (くどく) を積んだことになるらしい。
この「マニ車」の話を聞いた時に、どのように思うかはもちろん人それぞれ。
仮に2つに分けるとしたら、次のようになると思う。
「A お経はマニ車を回すのではなく、きちんと自分の口で唱えてこそ功徳」
「B 『よっしゃー』と喜び勇んでぐるんぐるん回す」
私がどちらのタイプなのか? それはプライベートに関することのため回答を差し控えさせて頂きます。よっしゃー。
このマニ車、寺院だけではなく商店の壁や家の庭などいたるところに設置されています。
「電動マニ車」も売られています。
マニ車は、人が自分の手で回す必要はなかったのか。電動で回してもいいんだ。目から鱗が落ちます。
そしてこの「電動マニ車」は、ソーラー電池の電力で回ります。太陽が光り続けるかぎり、くるくる回り回るマニ車。
マニ車のあるブータンは、チベット仏教を国教とする国です。人々は日々、功徳を積むようして生活を送ります。
人々は殺生や利己的な行動を控えます。「ハエを殺すことすら避ける」「利益を独り占めし過ぎない」ということです。
チベット仏教の僧侶の方が仮にこのツイートを見ると「違う」とおっしゃるかもしれませんが、一言にまとめると
他の人へたくさん親切にすると、自分が幸せになる
ということのようです。思い当たるフシ・・・、書いていて胸が痛くなるような気がして自分で苦笑しました。( ´∀`;)
ただ単にマニ車をぐるんぐるん回してみたいと思っていただけなのですが、「他人へ親切を施す」や「幸せ」など、書き始めの時点とは違う方向に話が進んで行きました。これを読んでいる皆様にも幸せが訪れますように。買い物に行ったコンビニの店員さんが美人で親切な応対をしてくれますように。
2012/06/15 自分のツイートから転載
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